★★夫の立ち会い出産★★
以前は少なかったのですが、最近夫や家族の立ち会い分娩が増えてきました。
日本産婦人科医会で全国の産婦人科施設に問い合わせて調査したところ、
立ち会い分娩を認めている:83.0%、認めていない13.7%でした。
施設別に見ると、国公立病院:75.0%、一般の病院:86.3%、産科診療所(20床以下の産院):84.5%
が認めているという結果でした。
やはり国公立のような施設では対応が出来ないためにやや少ないようですが、
全国的に見て4分の3以上の施設が認めているようです。
立ち会いを認めているところでは54%の施設が母親教室に夫も参加して貰い、理解を深めるようにしています。
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女性は毎月生理の出血を見慣れていますが、一般的に男の方が出血に弱いものです。
なかには緊張のあまり、出血を見てふらふらと倒れ込む人もいます。
一緒にお産をしているような気持ちになるのは当然でしょうが、
奥さんの叫び声、医師・助産師の励ます大声、そして出血、赤ちゃんの泣き声と続く修羅場は想像を超えるものなのでしょう。
赤ちゃんが生まれるとどの方も非常に感激します。
「おいおい」と泣き出す人も珍しくはない。
中には泣きじゃくって奥さんに「あんた、なにやっとるの、しっかりせないかんがね」と怒られている人もいました。
私の所では希望があれば帝王切開にも立ち会いを許可していますが、
遠くからこわごわ見ているご主人を見ると微笑ましくなります。
夫に感想を聞くと、「こんなに凄いものとは思わなかった」、「大変なお産に耐えて共に戦い、赤ちゃんの誕生の喜びを共有することができた」と述べています。
そして奥さんに対する愛情は以前に増して強くなり、いたわりの心をもてるようになり、
もちろん赤ちゃんに対する愛情も非常に強くなるといいます。
昔は家族が囲んで出産を見守る地域も多かったようです。
現在も子どもにも立ち会わせることもあります。
みんな一生懸命に見守っています。「ママ頑張って」と言ってお母さんの顔の汗をぬぐっている子もいます。
お兄ちゃん、お姉ちゃんとして生まれて来る赤ちゃんに対する愛情は強くなるようです。
夫の立ち会いの動機は、「自分から進んで」、「奥さんに言われて」、それぞれ半々のようです。
立ち会って良かったと答える人が9割を超えます。
それでもお産を見たところあまりに奥さんの苦しみが大変であったことから、妊娠・出産に対する恐怖心が起こってしまい、その後性行為が出来なくなったという夫の報告も少数ながらあるようです。
あまりに神経の繊細な方には不向きかも知れませんね。
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