| 不妊症Q&A |
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| HMGとOHSS |
| 【質問】 33歳、主婦 |
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結婚して3年たちましたが子供ができません。 産婦人科で排卵誘発剤をもらっていますが、なかなか排卵しないので注射が必要と言われました。 副作用が怖いと聞きましたが、どんな副作用があるのですか? (33歳、主婦) |
| 【回答】 |
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排卵がなければ妊娠できません。 内服薬(クロミフェンなど)で排卵しなければゴナドトロピンという注射が必要になります。 ゴナドトロピンの刺激により卵胞が発育し、排卵が起きるのですが、反応が良すぎると多数の排卵が起き、多胎妊娠や卵巣過剰刺激症候群とよばれる副作用が生じるわけです。 卵巣過剰症候群(OHSS)というのは両側の卵巣からたくさんの排卵が起きた場合、排卵した部分に黄体ができて多量の腹水を産生します。 するとお相撲さんのお腹みたいに膨らんで、尿量が減り、時には胸水もたまって循環不全を起こします。 妊娠すると胎児の絨毛から出るホルモンが更に刺激をするために、より重症化します。また重症になると、血液が濃縮するために血栓を生じて四肢・心臓・脳などの血栓症を起こすこともあります。 最近は治療法・予防法も判ってきましたから重症になることは少ないのですが、この治療法が始められた頃は亡くなる方もあったほどでした。 とりわけ多のうほう性卵巣(PCO)とよばれる卵巣の異常による無排卵のかたは重症になりやすいので、医師もゴナドトロピンの種類・使用法に慎重になります。 また、多胎で4つ子・5つ子などができることもあります。 多胎やOHSSの予防策の一つとして、卵子を取り出して精子と受精させ、凍結して別の機会に胚移植を行う体外受精・凍結胚移植法も勧められます。 |
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| Q&A 卵管性不妊 |
| 【質問】 32歳、OL |
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清水くみさん(32)が受診されました。「結婚して5年、子供ができません。 産婦人科でレントゲン検査を受けたら卵管の通りが良くないので体外受精を勧められました」 |
| 【回答】 |
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消化器の検査における胃や大腸のファイバースコープをはじめ、各分野で内視鏡が活用されてます。 婦人科でも子宮鏡、腹腔鏡など内視鏡による診断・手術の技術が進んでいます。 この患者さんはレントゲン検査(子宮卵管造影)で卵管の通過性が良くないと言われています。 再検査をしたいのですが卵巣のX線被爆を繰り返すことは避けて、まず子宮鏡で子宮の中を観察し、併せて卵管の検査を行うことにしました。 子宮内膜には異常がありませんが、子宮の中から卵管に細い管を挿入して検査を行ったところ通過性がよくありません。 卵管の異常はクラミジアによる炎症などが考えられます。 患者さんはクラミジアの抗体が陽性で、過去に感染があったと考えられます。 この場合、卵巣から採った卵子を体外で受精させて受精卵を子宮に戻す体外受精を行えば卵管は不要です。 卵管の異常や子宮内膜症があった場合に直ちに体外受精を選択する考え方も多くなってきましたが、日本産婦人科学会では原則として腹腔鏡を含めてあらゆる治療をしても妊娠しない場合に体外受精を行うと規定しています。 清水さんは出来るだけ自然に近い方法で妊娠したいと希望されるので、腹腔鏡による検査と手術を行うことになりました。 卵管は両側とも卵管水腫といって先端が風船のようになっていて通過していません。 卵管の周囲、小腸と卵管の間などにひどい癒着がありました。 この癒着をはがし、卵管が自由に動くようにしたうえで卵管の先端を開口・形成しました。 お腹の中は3リットルのお湯で丁寧に洗浄しました。 「自然の妊娠も期待できるので経過を見ることにしましょう。 半年くらい経過しても妊娠しない場合には体外受精を行います。 現在体外受精は受精卵を子宮に戻せば、30%以上の妊娠率が期待できます。 早く妊娠されると良いですね。 |
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| クラミジアと不妊症 |
| 【質問】(32歳、主婦) |
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子どもが出来ないので産婦人科に受診したところクラミジアに感染していると言われました。 |
| 【回答】 |
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クラミジアとはクラミジア・トラコマチスと呼ばれるリケッチアに近い微生物が原因で性交渉により感染する病気です。 |
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| チョコレート嚢胞 |
| 【質問】(22歳、OL) |
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デパートで買い物をしていたらひどい生理痛で倒れ、救急車で産婦人科の病院に運ばれました。原因は子宮内膜症でチョコレート嚢胞があるためと診断されました。治療法はあるのでしょうか? |
| 【回答】 |
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子宮内膜症は激しい月経痛の原因として、また不妊症の原因として多くの女性を悩ませています。 |
| 妊娠のタイミングについて |
| 【質問】(36歳、主婦) |
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避妊をしなくなって1年間、未だに子どもが出来ません。早く欲しいので基礎体温を付けてタイミングを合わせるようにしているのですが、うまくいきま |
| 【答え】 |
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基礎体温を参考にタイミングを合わせるのは簡単なようで実はとても難しいのです。 |
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体外受精をすすめられました。
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| 【質問】 |
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結婚して4年になります。不妊クリニックに通っていますが、卵管が詰まっているので体外受精を勧められました。どうしようか迷っています。(32歳、主婦) |
| 【答え】 |
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卵管が閉塞している場合には、手術を試みることもあります。人工授精の適応とはなりませんが、体外受精ならば卵管は必要ないので、最初から体外受精を選択するようになっています。費用もかかりますし、ある程度のリスクも覚悟しなければなりませんが、早く欲しい方にはお勧めします。 |
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不妊症の検査法
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| 【質問】 |
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結婚して8年になりますが、子供が出来ません。夫婦に特に問題はありません。 |
| 【答え】 |
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積極的に検査や治療をお受けになれば80%以上の方が妊娠されます。 |
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不妊ー無精子症
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| 【質問】 |
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結婚して3年、こどもができないので産婦人科で検査を受けたら、夫の精子がない無精子症と言われてショックを受けています。 |
| 【答え】 |
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とてもびっくりされたことと思います。 |
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不妊治療と多胎
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| 【質問】 |
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不妊治療を受けています。排卵誘発剤を使うと三つ子や四つ子が多いと聞きました。 |
| 【答え】 |
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排卵の無い患者さんには以前からクロミフェンという内服薬が使われていますが、双胎の頻度が若干高いことが知られていました。 |
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原因不明の不妊症
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| 【質問】 |
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結婚して10年、不妊症です。専門病院で検査を受けましたが原因はわかりませんでした。 |
| 【答え】 |
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年齢的にも急がなければいけませんね。不妊の治療は3ヶ月単位で内容を変えて行くべきと思います。
漫然と同じ治療を受けていても無駄な時間を過ごしているのかも知れません。 今受けている治療は本当に必要なのでしょうか?。 腹腔鏡や子宮鏡など更に進んだ検査をおこなって、隠れた原因を調べなければ真の原因不明とは言えません。 あなたの場合には積極的に腹腔鏡手術を受けるべきでしょう。 卵巣から排卵した卵子が卵管の中を旅してきた精子と巡り会う、この舞台となる卵管・卵巣の間の状況は腹腔鏡でなければ見られません。 卵管は卵子を迎えるように位置している必要があります。 炎症や子宮内膜症による癒着を剥がして卵管・卵巣の動きを良くするなど、治療することで3分の1の患者さんが妊娠に至ります。 これで妊娠しなければ体外受精の適応となります。 腹腔鏡も手術ですからわずかですがリスクもあります。 恐ろしいからいやだとおっしゃる方にも体外受精をお勧めします。 |
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体外受精について
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| 【質問】 |
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結婚して4年、子どもが欲しくていろいろな治療を受けました。人工授精も6回受けました。あとは体外受精しかないと言われました。どのようにするのか教えて下さい。(名古屋市、主婦、34歳) |
| 【答え】 |
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あらゆる治療をしても妊娠しない場合に体外受精(IVF-ET)や顕微授精(ICSI)の適応となります。
通常の体外受精は女性の卵子を排卵寸前の状態に育てて、超音波下に針で刺して採卵(OPU)します。 ゴナドトロピンを7?14日間注射して卵巣を刺激するのですが、これをコントロールするためにGnRHのアゴニストやアンタゴニストを用います。 方法が有効なら良い卵子が数個から十数個採れます。ガラスの器の中でこの卵子に精子を会わせて受精させ、うまく受精したら4個から8個の細胞に分裂した段階(2-3日後)、あるいは胚盤胞と呼ばれる段階(5日後)に子宮の中にそっと入れてあげる(ET)のです。 精子の数が少ない場合、運動率が悪い場合には顕微授精の手法を用います。その場合には精子を一つ卵子の中に針で注入する方法がとられます。 卵管が詰まっている場合や、内膜症などがあっても妊娠することが出来ます。 患者さんによっては早くから体外受精をお勧めします。 通常の体外受精が胚移植あたり30-40%(20代では50%)であり、顕微授精では少々落ちますが、30%前後です。40歳を超えるととても成績が悪くなります。 施設によって成績が異なります。インターネットなどで公表しているデータが参考になるでしょう。 費用は自費で1回30万円前後かかります。最近公費による助成を受けられる地域が増えました。 地方自治体にお問い合わせ下さい。 |
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